基礎工事 立上げとネコモル
今回の基礎は、フラットベットという平らな基礎です。
単純に言いますと、一般の基礎を逆にした感じ・・ちょうど板チョコのデコボコを上ではなく、下向きにした状態・・・とイメージしていただければ近いです。。 この場合、基礎梁と言われる基礎の構造上重要な部分が、換気口などでブツギリにならずに梁として成り立ちます。。それから、主要な部分のコンクリートを1回で・・つまり一発打ちで造ることができる点が特徴です。。一発で打つ・・と何が良いか? 一つは、梁の部分とスラブと言う平らな土間部分が一体化して構造的に大変強固な基礎になるということ。。もう一つは、打ち継ぎ・・といわれるコンクリートの継ぎ目が無いので、基礎から水が浸入したり、シロアリが入ってきたり・・という危険の予防になること。。 があげられます。。反面、高さを均一にするレベル調整が難しく、立上げが無い分、床高が高く設定されたり、玄関など土間がある部分とのおさまりが複雑。。など難しい部分もあります。 とくに土台を載せる部分はいつも考えます。。今回はネコモルタルという土台を載せる部分を通常のモルタル+レベラーという高さ調整用のモルタルとを組み合わせて施工してみました。 基礎屋さんが丁寧にやってくださったので、なかなか綺麗に仕上がりました。 本日は、玄関周りの立上げ部分のコンクリート打ちが完了。 あとは、数日養生した後、型枠をはずします。 基礎ができると、実際の部屋の大きさなんかもわかります。 でも、実際より少し狭く感じます。。基礎の状態で大きく感じる家は、実際建つとさらに大きくなります。
by kokorosolat
| 2006-11-13 22:06
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